【エンジンがかからない 原因】ジムニーJA11のエンジンがかからなくて困ったときに見る動画 超初心者用

ジムニーJIMNY JA11V改 

【エンジンがかからない 原因】ジムニーJA11のエンジンがかからなくて困ったときに見る動画 超初心者用

今回は、超初心者用 ジムニーJA11 エンジンがかからないときのトラブルシューティング です!

H6年式 JA11V4型 A/T

これまで17年間、このジムニーに乗り続けてきた経験上、何度かエンジンがかからなくて困った経験があります。

素人ながらも何とか自分でできるところは修理してきたので、 もし、今、エンジンがかからなくて困っている方がおられれば、 何かの参考になれば幸いです!

注意 本記事の内容はあくまで素人の実体験の作業によるものです。

免責事項 本動画の内容に沿って作業した結果については当方は一切の責任を負いません。

今回の内容は動画でも紹介しています。

もしよければ、動画の方もご覧ください。

本動画はトラブルシューティング的にチャプターを移動していただく方式です。

詳細欄にチャプター番号を記載しておりますので、 症状別に当てはまる番号に飛んでみてください。

本動画、記事の内容はあくまで超初心者用DIYレベルです。 (詳しい方は見ないでください!(笑)

エンジンがかからない原因は様々です最終的には無理せず、 レッカーや車屋さんに依頼してください。

ほんとにシリアスにエンジンがかからなくて困っている方もおられると思いますので、この記事、動画を見ていただいて、少しでも何かの参考になれば幸いです。

HAVE A GOOD JIMNY LIFE!!

現状格確認

まずは現状確認!!

キーを【ON】の位置にします。

通常駐車時は【LOCK】の位置にあるので、

【ACC(アクセサリー)】、【ON(キーオン)】と二段階、前方向に回します。

電装品 警告灯類が点灯する場合

【ACC(アクセサリー)】

→ここでナビ、電装品が点灯。

【ON(キーオン)】

ここで警告灯が点灯する方は、【クランキング】へ!!

うんともすんとも

【ACC(アクセサリー)】
ここでナビ、電装品が点灯しない。

【ON(キーオン)】
にしても警告灯がつかない。

それ以上回しても、
うんともすんとも、、、

このような症状の方は、

原因がバッテリー上がりの場合、【バッテリー完全放電】。

原因が他にある場合は、【バッテリー端子外れ】【ヒューズ切れ】【ヒュージブルリンク切れ】などの原因が考えられます。

クランキング

電装品が点灯して、警告灯が点灯した方はそのままクランキング!

もう一段階前方向へキーを回してみてください。

※クランキングとは、キーを回してエンジンをかけること

キュル、キュル、、

クランキングの結果、【キュル、キュル、、】

この場合【バッテリー上がり】の可能性大。

この場合は、   へ!!

カッチン、、カッチン、、

クランキングの結果、【カッチン、、カッチン、、】

この場合、【セルモーター】が原因の可能性が高いです。

バッテリ上がり

バッテリー上がりの場合、

エンジンをかけた時、【キュル、キュル、、】とセルモーターの力が弱く、回っている場合は、まだ少しバッテリーに電力が残っている状態です。

この場合、ブースターケーブルで救援車や他のバッテリーとを接続して、一旦はエンジンをかけることが出来ます。

エンジンをかけた時、【うんともすんとも】、何の電装品も動かないし、メーターにも電気がつかない、カチカチも言わない場合は、原因が【バッテリー上がりの場合、バッテリーが完全に放電している状態。

この場合も、バッテリー上がり【キュルキュル】の場合と同様、ブースターケーブルで救援車や他のバッテリーとを接続して、一旦はエンジンをかけることが出来ます。

バッテリーを繋ぐ方法

用意するもの

1 ブースターケーブル
(できるだけ太いもの)

2 救援車  もしくは バッテリー

 

注意
 ハイブリッド車は救援車にはなれません。
 通常のガソリン車(12V)に助けてもらってください。

 また、ブースターケーブルは出来るだけ太いものを使用してください。

 ケーブルに流れる電流が大きいと、ケーブル自体が熱くなり、最悪、溶けて切れます。

用意するものが、ご準備出来たら、次はボンネットを開けて、バッテリーへアクセスしましょう!

まずは、ボンネットを開けます。

ボンネットオープナーを引く。

通常のJA11はグローブボックスの中にボンネットオープナーがありますので、そのレバーを引く。

次に、車の前に立って、レバーを押しながら、ボンネットを持ち上げます。

ボンネットの隙間から覗いてこのレバーを右に押しながら、ボンネットを持ち上げます。

これでバッテリーが現れました。

ブースターケーブルを接続する順番

1、救援される側の車のプラス端子に赤いケーブル
2,次に救援車のプラス端子に赤いケーブル

3,続いて救援車のマイナス端子に黒いケーブル
4,最後に救援される側の車のマイナス端子に黒いケーブル
をつなぎます。

注意
 接続を間違えると【バチッ!】と火花が飛びますので注意です!

接続を確認したら、エンジンをかけてみましょう!

エンジンがかかったら、成功です!

バッテリー上がりの場合

これでとりあえずは走れますが、しばらく走って充電しても、一旦エンジンを止めて、次、かけた時にエンジンかからないこともあります。
根本的になぜバッテリーが上がったかを調べないと、また上がります。

バッテリー上がりの原因

バッテリー上がりの原因として考えられるのは、
〇電気つけっぱなし
〇キーがONのままだった
〇電装品 付けすぎ
〇エアコン使いすぎ
〇そもそもバッテリーが古い
〇発電機不良       などなど。

早いうちに知識のある方、車屋さんに見てもらってください!

燃料系の問題

セルはキュルキュル回っているのにエンジンがかからない場合、

【ガス欠】か【燃料噴射系の故障】
を疑ってください。

ガス欠

まずは【ガス欠】。

昨日までは、問題なく動いていたのに、今日になってエンジンがかからない。

そういえば、ガソリンはギリギリだったなあ。。。

なんてこともあるかもしれません。

特に、軽自動車の燃料計は、結構、大体の表示です。

駐車場が、斜めで、前が上がっている場合など、燃料がガソリンタンク側によってしまい、エンジンにまで燃料が届かなくなって、結果、エンジンがかからない。

この場合は、燃料を補給するしかありません。

しかし、最近はガソリンスタンドでも、ガソリン携行缶に給油することは簡単ではないので、いっそのこと、JAFや保険会社のロードサービスを利用するのも手ではないでしょうか。

これでエンジンがかかれば解決です!

この場合は、後遺症もないので、普段からガス欠に気を付けていただくだけです。

初めてガス欠を経験したときには、案外、ガス欠、という原因が思いつかないものです。

燃料噴射系の故障

セルは回る。

キュルキュルと元気よく。

それでもエンジンがかからない。

燃料があるのにかからない場合は燃料が噴射されてないかも。

この場合は、潔くあきらめて、JAF、保険会社のロードサービスに任せてほうが、賢明です。

冒頭でもお話ししましたが、いくらやってもダメな時もあります。

そんなときは、早めに専門家に任せてしまいましょう!

バッテリーの端子外れ

それ以上回しても
うんともすんとも、、、

まさか、
バッテリーの端子をハズしっぱなしにしていた、
なんてことはないでしょうね??

、、、外れてます

しばらく乗らないから、と、バッテリー上がり防止のため、バッテリーの端子を外しておくことは十分考えられます。

車のバッテリーは、エンジンを言って駐車しているときにも、少量の電力を消費し続けているため、長期間、車に乗らない場合は、バッテリー上がりを防ぐため、バッテリーのマイナス端子を外しておくことは有効です。

デメリットとして、

1、面倒

2,車のメモリが維持できない(ナビの設定、時計、パワーウインドウの再設定の必要がある場合がある)

などなど、、

特に運転手が複数いる場合は、端子を外したことを知らなかった場合も。

私は恥ずかしながら、自分で端子を外したことを忘れてしまっていたことが何度もあります、、、

この場合は、端子を戻せば、解決!

ヒューズ切れ

それ以上回しても
うんともすんとも、、、

可能性は低いかもしれませんが、【ヒューズ切れ】ってことも?!

この場合は、まずヒューズボックスを確認しましょう。

ヒューズボックスは【ハンドル下】にあります。

ヒューズボックスは左右から押すとフタが開きます。

蓋の裏には【予備のヒューズ】がストックしてあるはず!
無ければ、この際買ってきましょう。

予備は【15A 3個】がおすすめ!

JIMNYジムニーJA11のここのヒューズボックスに使用されているヒューズは、すべて【15A】の平型ヒューズです。

ここで、ヒューズが2か所、刺さってないじゃん!

と気が付いたあなたはすごい!

ヒューズボックスのフタには

【20A RDTR】

【DIAG】
と記載されています

【20A RDTR】 は、ラジエーターの意味でラジエーターファンがベルト駆動のJA11にはモーターがついていないので、ヒューズも不要!

【DIAG】 は、ダイアグノーシスの意味で、JA11の自己診断機能のコネクタはエンジンルーム内なので、ここも不要!

話が横道にそれましたが、

エンジンがかからない場合は【15A IGーCOIL METER】のヒューズを確認してください。

ヒューズを引き抜く時はラジオペンチ等があると便利。

これが切れていたら交換、切れていなくても、古そうなら交換。

これでヒューズ交換完了!

しかし、ここが切れるということは何か原因がありますから、エンジンがかかっても、そのままにせず、早いうちに知識のある方、車屋さんに見てもらってください!

ヒュージブルリンク切れ

それ以上回しても
うんともすんとも、、、

その場合、ジムニー電気系統 最後の砦 【ヒュージブルリンク切れ】かもしれません。

バッテリー+端子につながっている(赤と緑の配線)が【ヒュージブルリンク】です!

このヒュージブルリンクは、過充電の際、配線が溶けて切れる仕組み。

最近の車のヒュージブルリンクは【箱型のボックスタイプ】

古い車には、ジムニーのような【配線タイプ】の【ヒュージブルリンク】があるかもしれません。

完全に断裂しています、、コネクターもちょっと溶けてるし、、

このヒュージブルリンクは、過充電の際、配線が溶けて切れる仕組み。

しかし、過電量のほかに、長年の振動で配線が断裂することも多いとか。

林道走行とかで振動は激しいでしょうから、よく頑張ってくれました!

こうなるともちろんエンジンはかかりません!

ちなみにこの配線を繋げると電気が流れます。

今回は中から溶けた、というより振動で折れた感じ。

早速交換です!

スズキ純正品を用意

スズキ純正品番

緑 36740-80000

赤 95585-86400
2つで2000円程度です。

コネクタごとにはめるだけで交換完了。

オス、メスの区別があるため、付け間違えることもありません。

これでエンジンがかかれば、大成功!

古くなってないか、一度見てあげてもいい箇所ですね!

セルモーター

キーを回して、メーター、警告灯類は点灯するのに、

カッチン、、
     カッチン、、

この場合は【セルモーター】が原因の可能性が高いです。

セルモーターの場所はここです。

このセルモーターがカチカチの原因は

【バッテリーが弱い】

【セルモーターが弱っている】

【セルモーターのブラシが減っている】
か。

対処方法1 すごくカチカチしてショック療法

対処方法 1
【すごくカチカチしてショック療法】

カチカチを素早く繰り返し、セルモーターに衝撃を与えることにより、モーター内部のブラシの位置が少しでも変われば、摩耗したブラシが接触して、エンジンがかかることがあります。

これでかかるときはかかります。

ショックでモーターが少し回りブラシの接触が起こるから?
だと思ってます。

対処方法2 セルモーター自体をたたく

対処方法 2

これでかからないときはセルモーター自体をシバきます。

たたく、といっても、コツコツ、コンコン、と軽く衝撃を与える程度です。

ほうきの持ち手や、

ビニール傘、なんかでも大丈夫。

二人いれば、たたきながらエンジンかけるといいです。

一人の場合は、コンコンたたいて、かけてみる、をしてみてください。

これでかかれば成功です

ただし、これでかかっても一時的なものです。

またすぐ再発することも多々あります。

無事エンジンがかかっても、早めに車屋さんに見せてください!

どうしてもだめな場合

冒頭でもお話ししましたがいくらやってもダメな時もあります。

エンジンがかからない原因は今回紹介した以外にも本当に様々あります。

そんな時は素直にレッカーや車屋さんにお願いしたほうが確実です。

無理せず、安全に長生きさせてやってください。

今回ご紹介した内容なら自分でできる範囲で動くようになるかもしれません。

自分で修理できれば、愛着がわいてきて、今よりもっとかわいくなるかも!?

HAVE A GOOD JIMNY LIFE

ここまでたどり着いたあなたはもうエンジンがかかったはず!!

ジムニーJA11型は最終年でも、すでに27年経過しています。

是非、メンテナンスして末永く乗ってあげてください!!

HAVE A GOOD JIMNY LIFE!

なお、今回の内容は、youtubeに動画も上げていますので、もしよければご覧になってください!

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