![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/39-800x450.jpg)
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/2-800x450.jpg)
今回は、長年の懸案事項であった、ジムニーJA11Vのドア内張を、自作パネルに交換し、修理してみました!
ジムニーJA11って、シートベルトをドアで挟み込んだりすると、よくドアの内張に傷がついたりしませんか?
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/3-800x450.jpg)
そんな状態でしばらくは使っていましたが、あまりに傷がひどいので、いっそのこと、内張レスで使っていました!
しかしこの度、コロナ時間を利用し、長年しようしようと思っていた、内張の自作に取り掛かりました。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/2-800x450.jpg)
結果は最高!!
DIYで自作の木目調パネルを作成し、いい感じにオシャレな内装になることが出来ました。
ジムニーのドア内張は、全くの平面ですから、無加工の直線的な板で作成することが可能です。
この記事を読んでいただくと、今後、ご自身でジムニーJA11のドア内張を自作しようとしている方に、何かの参考になれば、と思います!
(そんなひとがいれば、ですが、、、!)
現状確認
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/4-800x450.jpg)
先述したように、傷がついた内張を取り外し、内張レスの状態で早3年経過しました!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/5-800x450.jpg)
これはこれで
無骨な雰囲気で
気に入っていました、、
が!
それはすべていいわけで、ただ、手抜きをしていただけ、、、(^-^;
用意するもの
1、木目調パネル
2,ゴムモール
3,ドリル
4,カンナ
5,ジグソー
6,両面テープ
7,防水用ビニールシート
8,定規
9,カッター
部品取りはずし
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/6-800x450.jpg)
まずは、ハンドル類を取り外し!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/7-800x450.jpg)
↑この(Ω型の)ピンが厄介で
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/8-800x450.jpg)
うかつに外すと
ピンッとどこかに飛んで行って
なくなります、、、
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/9-800x450.jpg)
そのため、ピンセット等で取り外すのを
おススメします!!
(今回は毛抜きで取り外しました)
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/10-800x450.jpg)
ハンドルを取り外し、
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/11-800x450.jpg)
ハンドルの土台のカバーを取り外し。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/12-800x450.jpg)
準備完了!!
内張作成
型取り
まずは型取り!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/13-800x450.jpg)
以前使っていた自作内張1号
これをもとに型取りします!
通常は、純正の内張を使用して、型を取ってみてください!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/14-800x450.jpg)
裏はアクリル板!
これは口述しますが、ドアの内張は裏側は洗車等の水が直接かかる箇所ですので、防水加工が必要です。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/15-800x450.jpg)
旧内張で型取り!
用意した木目調パネルの裏に、旧内張を重ねて、鉛筆でしるしをつけていきます。
全体のドア内張の方を取ったら、固定用の穴のの位置もマーキング。
これで、内張の型取りが完了です!!
内張切断
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/16-800x450.jpg)
今回の道具たち
1,ジグソー
2,ドリル
3,カンナ
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/17-800x450.jpg)
切断。
先ほど型取りしたとおりに、ジグソーで切断。
ジグソーがなければ、普通の【のこぎり】でも挑戦してみてください!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/18-800x450.jpg)
切断面にカンナをかけます。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/19-800x450.jpg)
画像ではわかりにくいですが、荒れた切断面がきれいになります。
この工程は、ジグソー、のこぎりで切断した面をきれいにする目的もありますが、仕上がりサイズの調整も兼ねていますので、マーキングしたラインに沿って、カンナがけして調整してください。
穴あけ
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/20-800x450.jpg)
ドアの内張の型取りが出来たら、次は穴あけ作業。
マーキングした穴の位置と、ドアハンドルの取付部位に四角い穴をあけます。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/21-800x450.jpg)
専用作業ドック(玄関先)にて穴あけ専用作業台(スウェーデントーチ)を使用し、穴あけ。
ここはドリルを使用すると、作業が楽です。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/22-800x450.jpg)
ドアハンドルの取付部位の四角い穴 は、小さいドリルで地味に穴あけ、、
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/23-800x450.jpg)
その後ジグソーで切断するときれいに切れます。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/24-800x450.jpg)
ドリルで、こういう化粧板付きのベニヤに穴あけするとき、
普通に一気に開けると表面が荒れます。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/25-800x450.jpg)
こんな風に、、、
化粧板側が割れると、見た目が非常に悪くなります、、、
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/26-800x450.jpg)
そこで!
一旦片面に傷をつけ、
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/27-800x450.jpg)
次にもう片面(裏面)から穴あけすれば、
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/28-800x450.jpg)
きれいな仕上がり!!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/29-800x450.jpg)
ホールソーも、同じやり方でやると、きれいに穴あけできます。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/30-800x450.jpg)
キレイな仕上がり!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/31-800x450.jpg)
細部調整。
直線に荒く切り取った部位は、調整してマーキング通りに。
ここも手荒にやると、表面の化粧板が割れてしまします。。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/32-800x450.jpg)
そこで、定規とカッターで化粧板にマーキング通りに傷をつけます。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/33-800x450.jpg)
この定規で入れたカッターの切れ込みが、割れ防止になります。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/34-800x450.jpg)
割れ防止ラインが効いて、やすりをかけても、化粧板が切れ込みで割れ、それ以上割れが進まないので、きれいに仕上がります!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/35-800x450.jpg)
これで一枚完成!!
仮合わせ
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/36-800x450.jpg)
仮合わせ
穴の位置も良さそうです!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/37-800x450.jpg)
裏返して助手席側に仮合わせ。
助手席側木目調パネル作成
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/38-800x450.jpg)
穴の位置も左右対称だったので、助手席側を型取り。
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助手席側も完成!!
ゴムモール取付
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/40-800x450.jpg)
このままだといかにも【板切りました感】。。。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/41-800x450.jpg)
そこで!
ピッタリサイズの
ゴムモール発見
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/42-800x450.jpg)
ドア内張2枚の外周分、5mを購入!
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はめて
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/44-800x450.jpg)
切って、
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/45-800x450.jpg)
大体45°にカット!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/46-800x450.jpg)
互いに45度にカットすれば、角でピッタリくるはず!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/47-800x450.jpg)
両面テープを張る部分にはしっかり脱脂します。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/48-800x450.jpg)
用意した両面テープ。
折り返してもゴムモールからはみ出さないように両面テープの幅は検討しました。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/49-800x450.jpg)
両面テープで固定。
両面テープをドア内張に張り付け。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/50-800x450.jpg)
両面テープを張り付けたら、次にゴムモール。
ゴム製なので、あまり引っ張りながら張り付けると、ゴムモールが伸びて、最終的に長さが変わってしまいますので、ご注意されてください。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/51-800x450.jpg)
ゴムモールあると全体的にデザインが締まります!!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/52-800x450.jpg)
両方側とも、ゴムモール取付完了!!
ドア内張裏面防水
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/53-800x450.jpg)
次は、裏面防水。
先ほども申し上げましたが、
ドア内張の裏面は雨、洗車等の水がかかります!
そこでドア内張の裏面に防水加工が必要になります。
(木製のパネルではなく、アクリル板などの濡れても大丈夫な素材で作成した場合は、防水加工は必要ありません。)
適当な厚手のビニール袋を用意。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/54-800x450.jpg)
ドア内張の裏側に先ほどゴムモール取付に使用した両面テープを貼り付け。
その上から、用意したビニールシートを貼り付け。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/55-800x450.jpg)
あとは必要に応じて不要部分をカットしていきます。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/56-800x450.jpg)
これにて裏側防水、完成!
ドア内張取付
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/57-800x450.jpg)
ドア内張の作成が完成したら、後は取付!
取り外したのと逆の手順で取り付けていきます。
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/58-800x450.jpg)
取付穴にノックを差し込み。
通常はジムニー純正ドア内張には、もとから取付の為のノックが取り付けてあります。
しかし、DIY したドア内張にはその部品がないので、何かしらのノックのようなもので取り付ける必要があります。
今回はたまたま手に入った、トヨタ プログレのトランクルームの取付用のノックを使用しました。
完成
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/59-800x450.jpg)
Before
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/559-800x450.jpg)
After
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以前、このドア内張に先んじて作成した、【木目調天井パネル】!
この時の木目調パネルをよくもまあ、3年も保管し続けたおかげで、
同じ木目調パネルで作成することができ、マッチングもバッチリ!!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/61-800x450.jpg)
というわけで今回は!!
長年の懸案事項であった、ジムニーJA11Vのドア内張を、自作パネルに交換し、修理してみました!
結果は大満足なものとなりました!!
ジムニーのドア内張は、全くの平面ですから、無加工の直線的な板で作成することが可能です。
これから、ジムニーJA11のドア内張をDIYしてみようという方は、ぜひ挑戦してみてください!!!
![](https://www.xxmotors.net/wp-content/uploads/2021/12/62-800x450.jpg)
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