CBR1100XX 外装修理 フロントフェンダー アッパーカウル ロアカウル 磨き、下地処理、プラリペア盛り、パテ埋め

CBR1100XX スーパーブラックバード

CBR1100XX 外装修理 フロントフェンダー アッパーカウル ロアカウル 磨き、下地処理、プラリペア盛り、パテ埋め

この記事は、私が以前、【CBR1100XX スーパーブラックバード】の外装修理した記録です!

取り外した外装を、

古い塗装を剥がし

下地処理をし

塗装しました!

これから、

バイクの外装、自分でカウルを修理してみたい!

という方の何かの参考になれば幸いです!!

フロントフェンダーの塗装剝ぎ

フロントフェンダーの塗装剝ぎです!

フロントフェンダーにいたるまで、空力性能を意識したデザインとなっています。

ここも、マットブラックに塗装してあります。

いつものように、水研ぎしていると、
紫メタリックからの〜〜

まさかのカーボン製!?

マットブラックの下には、紫メタリック塗装が施してありましたが、素地が、カーボン製なら、それを活かした素地の上にクリアーを吹いて〜

とか、夢が膨らみます!

しかし、現実は厳しく、カーボン柄を削りすぎると、黒い樹脂が、、、

出来るだけ、カーボン柄を残そうとしましたが、エッジとか、削れやすい箇所が黒くなってしまいます。

やはり、塗装して見ようと思います!

次は、アッパーカウル、センターカウルの下地処理です!

アッパーカウル 下地処理

アッパーカウルは、ミラーのおかげで、大きな損傷はありませんが、飛び石で塗装が剥げている事と、右耳が、少し欠損しています。
また、右下に、1cm程のキズがあります。

とりあえずは、古いマットブラックの塗装を剝ぎます。

塗装剝ぎも、だいぶ慣れてきました。

オイルクーラーの空気取り入れ口等、塗装がしにくい箇所がありますが、早く塗装したい気持ちを抑えつつ、次は、損傷箇所の修復作業に入ります!

アッパーカウル 右ロアカウル プラリペア盛り

チェーン交換、オイル交換が完了したのが、12月25日ですから、かれこれ、もう一ヶ月乗ってない事になります。

早く外装修理を終え、完成予想図のように、飛び立ちたいです!

長かった、外装の塗装剝ぎも終わりました。
次は、損傷箇所の修復作業です。

まづ、アッパーカウルの右下にある、1cm程のキズを修復します。

どうやったら、きれいにキズが治るか、色々と調べてみました。

このバイクのカウルは、ABS樹脂で出来ています。

バイクのカウルの修復で、よく出てくるキーワード、『プラリペア』。

どうも、気になって、近くのバックスにありましたので、買ってみました。

結論から言うと、これ、本当にスゴイです!

もっと早く知っていれば、色々使えたのに〜!

早速、使ってみました。

簡単に言うと、粉と液体を混ぜると、プラスチックのように固まって、パテ埋めのように使えたり、欠損した部分を復元したり出来ます!

『ニードル法』というのが、基本的な使い方の様です。

プラリペア、HPより

樹脂の粉の上に、ニードルからポタポタっと液体を落とし、その濡れた小さな塊を、ニードルで刺して、キズの上に持って行き、更に、液体を出すと、小さな塊が、ポトッと落ちて、

こんな感じになります。

硬化時間も、5分程なので、本当に手軽で、硬化後は、削ったり、塗装したり出来ます。

使い方も、大体分かってきたので、次は損傷の大きな、右ロアカウルの修復です。

裏から見ると、一部、貫通して穴が開いています。

先づは、樹脂の流出防止に、表側から、幅広いテープを貼っておきます。

そして、裏から、ニードル法で、樹脂を流し込んでいきます。

少し時間を置いて、表のテープを剥がすと、しっかり穴が塞がりました。

楽しくなって、キズにどんどん盛っていきます。

液体で馴染ませるので、小さいくぼみのキズなら、勝手に馴染むので、非常に使い勝手がいいです!

次は、プラリペアを盛った箇所のペーパーがけをして見ようと思います!

アッパーカウル プラリペア盛り部分 ペーパーがけ

プラリペアを盛った箇所です。

耐水ペーパーの320番辺りで、ペーパーがけ。

かなり、スムーズな面に仕上がります。

次は、右のロアカウルをやってみます!

さあ、右ロアカウルの修理します。

右ロアカウル 修理

右方向にかなり擦り傷があります。
立ちゴケって感じじゃないですね〜。

プラリペアにも、大分慣れたので、ドンドン盛っていきます。

固まるのを待って、右上の部分を研磨。
なかなかキレイに仕上がりました。

ロアカウルの中央部、当て木コルクに耐水ペーパーを巻いて磨きます。
まだまだ、盛りが足らないらしく、平らになりません。

とりあえず、そこはそのままに、穴が開いてしまった部分を補修します。

裏返して、内張り?のスポンジを取り除きます。。

キレイに穴が現れました。

再び、表向きにして、プラリペアが流出しないように、テープを貼ります。

この場合には、粉を直接、埋めたい場所にふりかけ、

直に液体を注入します〜〜。

5分も経つと、固まって、

カウルの表向きから、シールを剥げば、

いい感じに穴が塞がります。

もう一つのシールも剥いだ所。

これで、穴が塞がりましたので、次は、カウルの表向きを修理します〜〜!

右ロアカウル 修理 プラリペア

先日、横っ腹に空いていた穴を埋めた、右ロアカウルの修理を再開します。

再び、プラリペアを盛っては削り、を繰り返して見ましたが、この大きいスペシャルナットで固定する穴が、キレイになりません。。。

横から見ても、この部分をキレイに仕上げるのは、かなり無理があるなあ〜と。

ちなみに、損傷を受けていない、同型の穴は、こんな感じです、、、

って、まさか、、、

スポッと、

まさかの同型のオス型を発見!
愛用のプラリペアのパウダーケースが、ぴったりはまります。

これで型を取れば、行けそうな気がします!

とりあえず、穴をキレイにして、

ケースをはめますが、その前に、CRCをケースに薄く塗布しておきます。

そうすると、プラリペアが固まった時に、型が外しやすくなるそうです。

ケース周りにプラリペアを盛って、穴の側壁を再現。

乾くのを待つ間、横っ腹にも、プラリペアを盛ります。

プラリペアが乾くのは、本当に速く、5分くらいでカチカチに固まります。

型であるケースをぽこっと外すと、いい感じに穴の側壁が再現されました!

本当にプラリペアはスゴイ!

右ロアカウル パテ埋め

前回の記事で、スペシャルナットの穴の再現は出来ました。

横っ腹の穴も塞ぎ、粗方の損傷部分も、プラリペアで埋めましたが、まだまだ盛る必要があります。。。

全体で見るとこんな感じ。

タンク修理の経験上、凹み部分へのパテ盛りが、完成のラインより、少しでも少ないと、何度も繰り返しパテを盛らなければいけないので、この部分も、タンク修理で使用した、厚盛りパテを使っていこうと思います。

ざっと盛って、ペーパーがけすると、こんな感じです。

ナット穴部分もキレイに出ています。

それでもまだ足りない気がして、

結局、理想的なラインを出す為、パテだらけに!

損傷部分が、かなりキレイに仕上がりました!

まだ、手付かずの左ロアカウルと並べてみると、この通り。

『まだ、手付かず』

あゝ、左ロアカウルは、手付かずな上に、右側では、まだ原型はとどめていた、スペシャルナットの穴部分が、なんと、消し飛んでいます…

この部分の再現は、どうしようと、いろいろ調べたところ、
またしても、プラリペアのページに良さそうな物が!

『型取り君』

これを準備して、次回チャレンジします!

左ロアカウル 修理 型取り君

前回までの作業で、右側のロアカウル修理は完了しましたので、次は、左ロアカウル修理です。

この左の消し飛んでしまった、スペシャルナットの穴の再現に、プラリペアのオプションである、型取り君を使って見ようと思います。
(半透明の四角い板が、型取り君です)

見事に!
無くなっていた部分が、再生しました!
恐るべき、型取り君!

☆☆☆☆☆それでは、型取り君の作業の、詳細です〜〜☆☆☆☆☆

この板を、お湯につけ、しばらくすると、フニャ〜〜と柔らかくなります。

無事残っている、同型の穴。
ここで、型を取ってみます。

穴の隅々まで、型取り君が行き渡るように、押し込みます。

裏から、型取り君が押し出されてきました。

ぽこっと外すと、おお〜!完全に型取りが出来ています!

この型取り君を、穴が消し飛んでしまった部分に合わせてみます。、

ぴったり!

裏から。

見事に型取りが出来ています!

裏から、プラリペアで盛っていきます。

固まった頃合いを見て、型取り君を外すと、いい感じに穴が再生しています!

Before

After

スペシャルナットもぴったり!


車体に仮合わせ。

行けそうです!

次回は、左ロアカウルのパテ作業をします!

それが終われば塗装作業だぁ!

左ロアカウルパテ作業

前回までの作業で、左ロアカウルを裏からプラリペアを盛り、穴を再現しました。

今回は、カウルの表から、表面をキレイにして行こうと思います。

結果!!

なかなか、キレイに仕上がりました!

前回、右ロアカウルで、スペシャルナット用の深い穴を再現したのと同じ方法で、左ロアカウルもプラリペアのパウダーケースをはめて、周りをプラリペアで埋めていきます。

この時、CRCをパウダーケースに薄く塗布しておきます。

CRCのおかげで、パウダーケースにはプラリペアが固着せず、ぽこっと外せます。

あとは、削っては、盛り、を何度か繰り返し、平面に仕上げていきます。

かなりキレイに仕上がりましたが、パテに気泡が入っている箇所があります。

厚盛りパテを少しだけ練るのも、面倒なので、プラリペアで気泡を潰して見ました。

遂に、左ロアカウルも板金作業は完了しました!

いよいよ、次回からは、塗装作業に入ります!

ご興味のある方は、【CBR1100XX スーパーブラックバード】塗装編も是非ご覧ください!

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